(2020年6月19日追記)
なんと、こちらの記事は昨年の初夏に執筆しはじめ、そのまま下書きとして現在まで放置してしまっておりました。本当に申し訳ございません。現在も多少なりともこちらの記事に需要があるものと信じて、再編集のうえ投稿させていただきます。
(以下、2019年7月頃執筆のオリジナル記事です)
読者の皆様、こんにちは。
そして、申し訳ありません。
前回の記事でまたすぐに更新するかのような雰囲気を出しておきながら、2, 3ヶ月もの間このブログを放置してしまいました。原因は色々ありますが、大学2年の一学期、自動車学校に行ったり(先週末ようやく免許証を手にしました)大学に行ったりしておりまして時間がなかったのと、これが一番大きな理由でありますが、文章を書くのが面倒でブログの存在から目を背けておりました。記事を楽しみにしてくださっていた方々には誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そういえば、先日受け(させられ)たマナー講習で講師の方が最大限のお詫びをするときにどう言えばいいと思います?とおっしゃって、教えてくださったその言葉は「大変申し訳ないことでございます」だそうです。 僕が本稿で先に用いた「申し訳ありません」という表現は、まったく誤りではないのですが謝罪の言葉としては軽めなんだそうです。
ただ、そんなしょうもないことを指導してくれるようなマナー講師のことですから、ホントかどうかわかりません。
さて、それでどうしてまたブログを書く気になったかといいますと、実は明後日から3週間ほど東南アジアの旅(インターンシップ)に出る予定でして、その道中どうせ暇することがあるだろうから、旅行記的なものをブログに綴ろうかと考えたからです。
しかしながら、前回の連載記事を放置したまま旅行記に突入するのは読者の皆様に申し訳なく、またSESAMEのメーカーさんにも失礼かと思いましたので、渡航前に前回の記事の続きを執筆している次第です。
先におことわりですが、我が家のドアにSESAME miniを取り付けたのは2019年5月のことであり、本稿で用いている画像はすべて5月に撮影されたものです。ひょっとすると現在のロットでは製品に変更や改良が施されている可能性がありますので、その点はご注意ください。
さて、それでは本題です。(前置きが長くてすみません…)
SESAME mini の開封
今回はAmazonにてSESAME mini本体とWi-Fiアダプタをセットで購入したため、配送された箱を開けると2つの小箱が入っていました。
大きな箱を開けるとさらに緩衝材があり、その中に小さな箱が入っています。まるでマトリョーシカ。
小さい箱にはダイレクトにWi-Fiアダプタが入っていました。
すべてを箱から取り出してみると、内容物はこのようになっています。左側にあるのはドアに貼り付けるための両面テープ、右側にある金具は背の高いサムターンに取り付ける時のアジャスター(背を高く稼ぐ)です。親切にもぴったりサイズの精密ドライバーが付属しています。
SESAME miniを取り付ける
SESAMEはドアの室内側にあるサムターン(つまみ)に被せる形で取り付けるデバイスです。サムターンの形状には様々なものがありますから、最初に設置する箇所にあててみて、イメージをしてみるのが良いでしょう。
私の自室のサムターンはかなり薄型で、背が低いものでしたので、SESAME側をできるだけドアに近づける必要がありました。ですので、私の環境では先の写真右側に移っていたアジャスター金具は不要ですし、SESAMEのつまみに接触する部品をドアに近づけるよう調整する必要がありました。
サムターンを挟み込む部品はネジでとめられており、これを適当な位置に付け替えることでサムターンとの距離やツマミの幅を変えることができるようになっています。
私のドアのサムターンは薄型で背が低いものだったため、幅は最も狭く、高さは最も低く調節しましたが、それでも結構な遊び(SESAMEの回転とサムターンの回転とのラグ)が生まれてしまいました。とはいえ、実用上さほど支障はありません。
どうしてもご自宅のサムターンと適合しない場合、SESAMEの販売元であるCANDY HOUSEに型番や寸法の写真などをメールすれば特別にアダプターを3Dプリンタで作ってくださるそうです。とっても良い会社ですね!
さて、調整を終えたらあとは両面テープでドアに貼り付けるだけで、設置は完了です!すばらしくお手軽ですね!!
SESAME mini Wi-Fiアダプタの設置
おっと、ここでWi-Fiアダプタのことを忘れていました。これがなくてもBluetooth経由での解施錠はできるのですが、インターネット経由の操作やIFTTTなどとの連携ができません。
Wi-Fiアダプタは4センチ四方のようなとても小さなデバイスで、USB type-A経由で電源を供給すれば動きます。この写真に写るACアダプタは6年以上前に購入したもので、USBアダプタがたくさん身の回りに増えて持て余していたので、この度Wi-Fiモジュール専用アダプタになりました。
設置場所はSESAME本体とWi-Fiルーターの両方と通信ができる位置にする必要があります。私の家はワンルームのためどこに設置しても多分動くのですが、今回はコンセントが空いていた脱衣所の洗濯機の上に設置しました。
この写真では赤く光っていますが、モジュールの中心部にステータスランプが埋め込まれており、正常時は青色でゆっくり点滅しています。通信や設定に異常があると赤く光るようです。
全体を設定する
スクショを取り忘れてしまい大変申しわけないのですが、SESAMEには公式スマホアプリがあり、初期設定はそちらで行います。
はじめにSESAMEのアカウントを作成し、Bluetoothでセットアップした後にWi-Fiモジュールの設定を行うという流れだったと思います。
ここで一点注意しておきたいのが、私が購入した世代のWi-Fiモジュールは2.4GHz帯のネットワークにしか接続できないことです。最近のWi-Fiルーターは2.4GHzと5GHzの両方を使えるようになっている機種が多いと思うのですが、5GHzのみを運用している方は要注意。どれだけ検索してもWi-Fiモジュールが検出されずに、頭を抱えることになるでしょう。
さて、こちらの写真はAmazon Alexaのアプリです。SESAMEではAPI連携を行うことでAlexaに解施錠やステータス確認の指示を行うことができます。
こちらはSESAMEのアプリ上でAPI連携を許可した後、AlexaアプリからOAuth認証のようなことを行えば利用できるようになります。
Alexaに解錠してもらうときには「アレクサ、〇〇の鍵を開けて」→「確認コードをどうぞ」→「1234」→「ロック解除しています…」→(約10秒のタイムラグ)→解錠という流れになります。
正直、確認コードを喋ったり、APIの応答を待ったりしている間に自分で鍵を開けたほうが早いので、この機能はあまり使用していません。
レビュー(雑感)
さて、ここまでSESAME miniの取り付けについてお話しましたが、いかがでしたか。
現在私はSESAMEを利用しはじめて1年以上となりますが、ほぼ毎日のようにSESAMEのお世話になる日々を送っています。というのも、帰宅した際に鍵をポケットから取り出して回すという面倒な作業から開放されるというのもさることながら、もっともありがたいと感じるのは「オートロック機能」です。
SESAMEには解錠されたことを検知してから設定した秒数が経過すると自動的に施錠する機能があるのです。私はこれを15秒に設定しており、自宅を出る際に室内側から手動で解錠した後、鍵を取り出して施錠しなくても15秒後にはSESAMEがひとりでに施錠しておいてくれるのです!
特に私はだいたいいつも待ち合わせのギリギリの時間に家を出るため、施錠をしている時間がもったいないと感じることもしばしばあり、SESAMEにおまかせできるのはとても助かっています。大抵、私が部屋を出てエレベーターのボタンを押し、EVが到着するのを待っている間に「ウィーン、ガチャ」という音がして鍵がかかったことを確かめることができます。なんてすばらしい!
さらに、SESAMEのアプリから、誰が(手動解錠のときはわかりません)、いつロックを解錠したのかということが確認できます。これにより、自分が外出している間に泥棒が入っていないか確かめることができますし、プッシュ通知も届きますから、即座に対処することも可能です。そんなことにはならないほうが良いですが…(笑)
まあ、とにかくこのデバイスはとても良いものです。陳腐な言葉で恐縮ですが、QOL爆上げです。皆さんもよろしければ、ぜひ導入してみてください。
ふう…1年越しに記事を書き上げることができて安堵しています。なかなかブログのモチベーションを維持するのは大変ですね…😅
ご不明な点や質問などありましたら、お気軽にコメントをお願いいたします。
それでは!
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